みなさん、初めまして!
愛知県春日井市の小嶋さゆりです。
春日井市には2017年に引っ越してきました。
生まれは名古屋市西区です。円頓寺商店街という商店街の中にあった喫茶店の長男として生まれました。
小学校、中学校、高校まで生まれ育った実家で過ごしました。
その後、いくつかの街で暮らしましたが、どこで暮らしても生きづらさを感じ、地元に戻ってきました。しかし、地元に帰ってきても生きづらさから解放されることはなく、職業もいろいろ変わりました。
2000年を過ぎたころから、新聞やテレビで「性同一性障害」や「LGBT」という言葉を耳にするようになり、やっと生きづらさの理由が分かったような気がしました。男性として生きてきたこと、それ自体が原因だったようです。
2016年、62歳になったときからジェンダークリニックに通い始め、性同一性障害との診断を受けて、それ以来ホルモン治療を続けています。
2021年、67歳の時に性別適合手術を受け、戸籍を女性に変更して現在に至ります。
私のように、生まれた時の性別とは違う性別で生きている人をトランスジェンダーと言います。首相秘書官を務めていた荒井さんという方が「見るのもイヤだ、隣に住んでいたらイヤだ」と言って大きな話題になった「LGBTQ」という言葉の「T」がトランスジェンダーです。
この荒井さんのように、私たちLGBTQ当事者を「気持ち悪い」「近くにいるのはイヤだ」と思っている人が日本にはまだまだ多く、偏見の目で見られたり、差別を受けたりすることがなくなりません。
しかし、偏見の目で見られたり、差別を受けたりするのはLGBTQに限ったことではありません。
障がいを抱えている人、高齢者、病気の方、母子家庭など、社会的に弱者とされている人たちはみな生きづらさを抱えて生きています。
そもそも、この国では男女平等でさえ実現への希望は見えていません。
2023年3月3日に報じられた、世界銀行が190の国と地域における経済面での男女格差に関して調査した結果では、日本は104位に後退し、OECD加盟38カ国のなかで最下位だそうです。
人権問題の基本である男女平等でさえ実現できていないこの国で、だれもが自分らしく幸せに暮らすことなんて望めませんし、今の政府には期待もできません。
まず、個人が尊重され、誰もが自分らしく活き活きと生活し、長く幸せに暮らせる街を春日井市で実現しましょう(^▽^)/
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